機能材料事業部 取扱製品

アリルクロライド

原塩を電解し、プロピレンを反応させて製造するアリルクロライドは、無色の液体で、水には溶けませんが、有機溶媒には溶けるという性質を持つ基礎化学品です。
製薬、農薬のアルキル化剤として使用されています。また、合成樹脂の架橋剤原料として用いられ、一部の熱硬化性樹脂を構成しています。

主な特長

アリルクロライド
【構造式】CAS No. 107-05-1
  • アリル基と呼ばれる二重結合と反応性の強い塩素基を持っており、合成原料として広範囲に用いられています。
  • エピクロルヒドリン、ジアリルフタレート樹脂、アリルエーテル類などをはじめ、各種アリル化合物の原料として幅広く使用されています。

アリルグリシジルエーテル

アリルグリシジルエーテル

アリルクロライドを基礎原料とし、塩素+アルカリを反応させて製造したエピクロルヒドリンに、さらにアリルアルコール反応させて作った機能化学品がアリルグリシジルエーテルです。
両端にアリル基とエポキシ基を持ち、広範囲の化合物と反応します。主に、エポキシ系シランカップリング剤の原料として用いられるほか、樹脂の架橋剤やエラストマー成分、塗料・水処理剤、反応性中間体として、工業的に多様な用途を持っています。

主な特長

アリルグリシジルエーテル
【構造式】CAS No. 106-92-3
  • ネオアリル®Gはエポキシ基とアリル基を持っているため、広範囲な化合物と反応します。
  • カップリング剤、繊維や紙の加工剤などのシリコーン化合物の原料、空乾性不飽和ポリエステル樹脂塗料の成分、エピクロルヒドリンゴムの成分、水処理用薬剤の原料などに使用されています。
  • 特に低塩素が特長であり、電子材料用途に向けて安定供給を行っています。

主な用途

主な用途

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